Shinrin-yoku Facilitatorは、人と森が、共に豊かに生きていくために新しく生まれた役割です。

Shinrin-yoku Facilitatorとは

Shinrin-yoku Facilitatorは、森林浴の取り組みを通じて、森林や地域、関わるすべての人がより良い状態となるよう活動を導く人です。
具体的には、森とともに暮らす地域の人、森へ誘う人、森を訪ねる人、など関わる全ての人の健康に有益な活動となるよう森林浴を取り入れ、森を豊かな状態へと導くため、持続可能な人と森の関わりを提案していきます。


 資格名:Shinrin-yoku Facilitator
 読み方:シンリンヨクファシリテーター (略:森ファシ)

*facilitationとは、「促進する」「助長する」「(事を)容易にする」 「楽にする」という意味があります。英語のfacilitationは、ラテン語「実行できる」の意のfacil から派生した言葉が語源です。

Shinrin-yoku Facilitatorの活動領域と役割

森林浴の取り組みが、関わる人、森林、地域に有益な活動となるよう導くための役割であり、関連する全ての活動が対象です。森林について、人の健康について、地域について、最低限の知識を持ち、実体験により体感を得て、地域の森林、地域住民、参加者、主催者の関わりや影響を考えることで、人と森の未来に貢献していきます。

Shinrin-yoku Facilitatorは、地域の森で森林浴を企画する、森林浴に関わる仲間をファシリテートする、森林浴へ誘う、森林浴の魅力を伝える、森林の維持保全に貢献する、などさまざまな役割を担っています。

・森林浴で利用する森林にとって
・森と共に暮らしている地域の人にとって
・森林浴へ連れて行きたい人にとって
・森林浴に参加する人にとって

有益な活動となるよう取り組んでいきます。

こんな方が受講しています

森ある地域に暮らしていて
・地域に森があり、森林浴で森を使ってみたい。
(けど、何からしたらよいか、誰に言ったら良いかわからない)
・木を伐る以外の森の活用方法を考え、実践してみたい。
・何か事業に繋がる森の活用を考えたい。

森から離れた地域に暮らしていて
・周りに森はないけど、都会の人を連れて森林浴をやりたい。
・都会の人を森に連れて行くための手段として森林浴を学びたい。
・森の中で人材育成を企画したい。
・森林浴を通じて人と森の関わりを考えていきたい。
・これからは何か自然に関わることをしていきたい。

この講座を受講すると

実際に自分が活用してみたい森で、森林浴を行う方法や手順がわかります。地域のため、今を生きる人のため、森のため、を考えた森林浴の取り組みを先導することができます。また、同じ思いを持つ方々とネットワークができ、適切なアドバイスをけることができます。

<活動例>
・地域の森で森林浴の体験イベント企画
・森林浴を活用した企業研修
・林業地を活用した森林浴体験イベント企画 など