森と人と地域をつなぐ”森林浴ファシリテーターとは?”

森林浴ファシリテーター養成講座を開講します

第一回 森林浴ファシリテーター養成講座の開講まで一ヶ月を切りました。

本来であれば、2020年4月、5月に開催し、今頃は全国で受講生たちが
森林浴の企画を練り試行錯誤しているころでした。

長くお待たせしてしまいましたが、10月にフフ山梨の2万坪の敷地を貸し切り
通せる風は全て流しながら、密を避け現地にて開催をすることを決めました。

参加者の中には、医療関係者や豪雨災害の復興に携わっており
残念ながら今年の参加を見合わせることになってしまった方もいますが、
次回以降、ご一緒できることを楽しみに、参加できる方々と精一杯学びを深めたいと思います。

コロナの影響があり、フィールドで活動される方々にも大きな影響が出ています。
気候の良い春、そして子供たちで賑わう夏、これから紅葉の秋、
収入が大きく減っている事業者も多い中で、在宅で過ごす時間が長く
生き方や働き方を考える機会が増え、
自然とともに生きることの価値に目を向けた方も多くいらしたように思います。

これから必要な“森と人と地域をつなげる人材”

「森林浴がしたい」

個人や自治体から、そんなお声も増えていることを実感しています。

「自然を求めている都市の方々を森へ連れて行ってあげたい」

「人間が自然と共に生きることをもう一度見直してみたい」

「うちの森を、地域の森を、使って元気にしたい」

そんな気持ちがめ生えた時、どこで、何を学ぶ道があるのか??
相談をたくさん受けます。

森林セラピー? 森林インストラクター? 森林ガイド? 林業??

森を案内したり、セラピー的な効果を学んだり、森林の生態や林業技術について学んだり
そんな役割や資格はあるのですが、
森へ行きたい人、森へ連れて行く人、森を管理している人、森のある地域、
総合的な視点を持って活動を誘導できる人が極めて少ないことを感じてきました。

日本の森の未来や、気候変動、SDGsなど、持続可能な活動をすべきいま、
必要だと思う役割、そして人材を増やし、一緒に森とともに生きる未来を
築いていきたいと強く願っています。

テキストのはじめに、をご紹介させていただきます。

集合研修にて基礎的なことを学んだあとは、全国各地、自分が選んだ地域の森で
森林浴の機会をつくり、現地での実践を積み重ねて行きたいと思います。

次回の募集は、来年を予定していますが年内に募集を開始いたします。
興味のある方は、森と未来のFacebookで情報を更新しますので、
是非フォローしていただけたら嬉しいです。