森の人と森で集う。

こんにちは。あっという間に2020年も後半。
今日から7月ですね。

6月12日に森づくりフォーラムさん主催のオンラインイベント
「森の人に聞く!これからの森の楽しみ方・ふれあい方」にて
はじめて森の案内人三浦豊さんとご一緒しました。

イベントは1200名の方が見てくれて、とっても楽しい時間だったのですが、
事前のオンラインでの打ち合わせで早くも意気投合し
イベント後、早速森でリアル集合する日を決めました。

雨降る6月の最終日。

京都から三浦さんを迎え、森づくりフォーラムの宮本さんと3人で集合した八王子市長沼公園。
心から森を愛する三浦さん(森の案内人)と、森林ボランティアのみなさんと共に
森づくりを続ける宮本さん(森づくりフォーラム)。
この2人との森歩きは、あるようでなかった、格別の心地でした。

三浦さんは、木々の生き様、人生観そのものを感じ取り
その心地をわたしたちに伝えてくれているような存在で
自分も木々と同じ生き物になったようでした。

そして、その森がどうやってできて、どのように整備されてきたのか、
過去を見に行ってきて教えてくれているかのような宮本さんのお話。

森を自分の身体はどのように感じ取ることができるのか。
人の感覚から森との関わりを創造するわたし。

3者それぞれ日々森と向き合っているのに、まったく関わり方が違って
とても不思議で、新鮮で、最高に楽しい時間でした。

普通に歩いたら30分でいける道のりを、3人で歩いたら
なんと3時間も経ってました。笑

とっても記憶に残っている木との出会い。
歩いているとツヤツヤと輝いていて
まるで黄金のような華やかさを感じたアオハダ。

樹皮の真ん中に、雨水の通り道がくっきりとできていて
水をたっぷりと吸収できるように考え抜かれた体型。
その賢さと、美しさとに惚れ惚れしました。

日本の森のこと、人と森との関わり方、わたしたちはこれから
森とどんな未来を迎えたいのか。
専門的かつオタクなトークが夜まで続くのでした。

そして、合宿かのごとく2日目に突入。笑
森づくりフォーラムの春ちゃんも加わり翌日も一緒に森を歩きました。

そこは、森づくりフォーラムさんが整備を進めている相模原の森。
早速大きなモミの木がどっしりと迎えてくれてました。

お母さんモミから飛んできた、赤ちゃんモミの成長を観察したり

針葉樹が多い森を、広葉樹も混ぜて複層林にしていくための構想や
ここで森林浴をするための空間作りなど
その森を整備しているメンバーと共に未来を想像しました。

今の時期は、ヤマビルが元気いっぱいでちょっと森林浴には辛いタイミングでしたが
森の人が集うと、こんなに森の見え方や関わり方が広がるのかと
学びの深い2日間でした。

そして、なんとこのメンバーで7月から面白い取り組みを始めることにしました。
森と生きる未来を一緒に楽しもう!!という企画
後日発表しますので、みなさまお楽しみに!!

素晴らしいご縁をありがとうございます。
やっぱりリアルは最高です。